毎年、言っていることですが、今年も、はや、あと一ヶ月たらずなんて、ホントに信じられません。 　
戦争にハリケーン、相次ぐ台風による洪水や大地震とこの一年はアメリカでも日本でも色々とありました。これといって災害にあうこともなく無事に生活できるということだけでありがたいことなのだ。と心から気付かされる年でした。 　

私にとっては、やはり引っ越ししたことが今年一番の大きなイベントでした。新しいアパートに移ってもう２ヶ月以上になりますが、正直まだほとんど片付いていない状態です。「どう？新しいおウチは？すっかり片付いた？」と周りからしょっちゅう聞かれるのですが、答えるのがつら〜い。夫が休みの日を利用してせっせと家具作りをしてくれている状態なので、なかなか収納もままならずダンボール箱に囲まれた状態です。唯一の救いは私と夫の描く「おウチ像」がかけ離れてはいないため、心配することなくお部屋づくりを楽しんでいられるということでしょうか。 　

先日もこんなことがありました。SOHOをショッピングしていたら、歩道脇に木製の椅子が捨てられているのに目が止まりました。見るからに年代物のこの椅子は、何故か白いペンキがうっすらと塗られていて、かなり痛んではいたけれど、私も夫も一目で気にいってしまい、ガラガラと夫のスタジオまで運びこみました。その後、やすったり磨いたり色々と手をかけて、この通 り…アンティークのいい味の残る座り心地満点のオフィスチェアに生まれ変わり大満足の私達です。 　
こんな風に少しずつ少しずつ、お部屋に合ったインテリアを探しながら（…って、拾いモノばかりだったりして！（笑))、時間をかけて私達らしいおウチづくりをしていきたいなぁ…と思っています。
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(text by reiko)