おばあちゃまは、ニューヨーカー
ある夏の日、upper eastのPAYARDでお茶した時の話です。わたしたちの隣の席には、オシャレした可愛いかんじのおばあちゃま（←推定75歳）が、ひとり、誰かを待ってる様子で座っていました。店員さんも気になるみたいで、何度かオーダーをとりに来るのだけど、おばあちゃまは、「まだいいの。お友達が来るのを待ってるの。オーダーは、それからね♪」って、とても嬉しそうに答えてる。わたしたちも、なんだか気になっちゃって、「どんなお友達が来るのだろう?」「ナイスなおじいちゃま？いやいや、おしゃれなおばあちゃまが、もうひとり登場か？」などと想像すること15分。そこにあらわれたのは、わたしにも紹介してよ♪な、推定30代のナイス・ガイ。それ以上、お話は聞いちゃわるいと思って、ふたりの間柄は不明でしたが、なんとなくニューヨーカーな友情を感じました。それから、オシャレなキャフェって、日本では若者文化だけど、年齢が関係ないのもNYの素敵なところです。 (M)
23.April.2002
Payard
1032 Lexington Ave.(Bet 73th & 74th)
212-717-5252
http://WWW.PAYARD.COM

フレンドリーなひとたち
日本人って、どちらかというと、知らない人とお話するのが苦手な人種よね?
でも、アメリカ人、とくにNYの人達は、とてもフレンドリー！
それは、 空港のイミグレーション（入国審査）から、始まります。ここ何回かのNY旅行は、年老いた（?!）母とふたりで出かけることが多いのだけど、「あなた達は、姉妹か？」（いくら何でも、30代後半のわたしと、60歳過ぎの母を姉妹だなんて、、、）というNY流のギャグで突っ込まれたり、めがねをかけてくと、「あなたは、先生ですか?」なんて、はじめから笑わされっぱなし。日本の事務的な出国審査と、大違い。
あっ、わたし、英語は得意じゃないんですよ。むしろ大学時代、どうしてもAのとれない課目でした。でも、図々しさは、人一倍だから、だいじょうぶ。
そして、街で。たとえば、朝のマンハッタン。忙しい街並みで、写真を撮ってると、「いっしょに撮ろうよ！」って無理矢理記念写真に入ってくる花屋のお兄ちゃん。saks5thave(デパート)で、お買い物してると、「あなたの髪型、可愛い！似合ってるわよ。」なんて大きな声でお店のおねえさんに話しかけられたり、5thAve.を歩いてると、どこからみても東洋人のわたしに、「ブルーミングデールスは、どこ?」って聞いてくる、不思議な街です。まさに、コスモポリタンの街であり、いろいろな人種の人が混在しているからなのでしょう。
特に、ブルーミーズの場所は、いままで何回も聞かれたことがあるので、よほど「お買い物オーラ」を出していたのでしょうね。
人と触れ合うということでは、とても充実した街です。(M)
29.July.2001
PHOTO BY RYU

My First Time
はじめてNYを訪れたのは、1990年代の前半でした。ちょうど、ブラック・マンデーの後で、なんとなく「NYは、怖いところ」というイメージを持ちながら、お出かけした記憶がある。
さいきんでは、ほとんど個人旅行のわたしも、このときは、小さなツアーを利用していきました。このときのガイドさんが、「8Th Ave.より西には行かないでくださいね。すごく治安が悪いです。」と言ってたのが、印象的。たしかに、わたしも調査不足で、8th Ave. 近くのホテル泊だったので、夕方になると、いまではあまり見かけないホームレスに物乞いをされて、ちょっとびびったな〜。
その後、アメリカの好景気とジュリアーニ現市長の政策の成果か、いまでは夜の地下鉄も怖くなくなりました。（侮っては、いけないけど。） さいきんでは、このあたりや、ハーレムのあたりもDisneyが進出しているという噂も耳にします。
そうはいっても、NY。若い女のコ（しかも、あまり英語のお勉強をしてないような、、）グループで、このあたりの安いホテルに泊まるのは避けたほうが、いいと思うなあ。旅行代理店は、「安い」だけを前面に出さずに、そのへんを考慮してホテルを手配してほしいものです。なんて、余計なお世話？（でも、よく見かけるのよ。Henri bendelあたりで、MAC（注・化粧品）の店員さんに、日本語で話しかけてるギャルたちを。） (M)
to be continued
30.June.2001
PHOTO BY RYU