Kate Spade

Who is KateSpade?

KateSpadeって、どんな人?Vol.2

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NYのバッグ・デザイナーとして、いまや日本でもポピュラーブランドとなったKateSpadeいったい、どんな人なのでしょう?

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スモールカンパニーの「想像力」という武器

KateSpadeの広告を見ると、自然にストーリーが浮かんでくる。そんな広告から見た、KateSpadeとは。

●「Have Courage」(勇気を持とう):95年のKateSpadeの名刺には、この言葉が書かれているそうです。KateSpade社の社是のようなもの。
●97年11月1日、SOHOのブルームStとマーサーStの交差点にメインストアがオープン。
●KateSpadeのコーポレイテッド・カラーは、ピンクとグリーン。パントーンの「中国の伝統色シリーズ」
●99年のキャンペーンは、NYの街角で見られる、HOTDOGスタンド屋台のため、大きな傘を制作。セントラルパークからダウンタウンまで、ピンクの傘があふれた。
●NYでのプレス用アイテムは、手作り感のあるキュートなものでいっぱい。途中、ニーマンマーカスが資本参加してから、この手作り感が少し薄れているようです。

KateSpadeは、Kateと夫のアンディのふたりでのスタート。トライベッカのロフトから。当時、アンディは広告をやっていて、2人でビジネスを始めようということで、Kateがバッグをつくった。うまくいかなければ、またもとの仕事に戻ればいいじゃない、くらいの気持ちで。それから、友人2人が参加した。彼女達は、いまでも一緒に働いてるそうです。当時、とくに役割分担はなくて、「私は昨日、箱をたくさん運んだから、今日はあなたが運んでね。」みたいなイメージ。最初はみんなが平等で、それぞれがナンバーワン。バックつくりは、Kateだけど。当初は、「次のシーズンが最後かも」とおもいながら、やってた。ゴールは、大きくなることではなくて、「自分たちが興味をもてることだけをすること。そして、パーソナルでありつづけること。」だから、バッグの次は、好きなステーショナリーを展開した。

多くの企業は、戦略や哲学が先にあるけど、KateSpadeの場合は、パーソナリティやアイデアがあってこその会社。戦略は、パーソナリティである。なにをやるときにも、「kateってどんな人」って考えるようにしている。

KateSpadeの広告で、言葉を重視しているのは?アンディが、KateSpadeに言葉を用いることに、大きな可能性を感じている。人々に発信する言葉を持つことで、他のファッション・ブランドとの差別化をはかっている。読んでもらうことよりも、たくさんの言葉を使って説明を要する必要があるから、書く。

キャンペーンのときに、一番気を使うのは、パーソナルでありつづけること。それを見た人が、企業じゃなく個人がやったと感じることが大切。実際、ショールームに飾ってる本などは、彼らの私物で、自分たちの人生をビジネスに反映させたい。

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以上、01年のrelax誌でのインタビューを抜粋したものです。Kateのあの、パーソナルな雰囲気は、彼らの考えから作り出されているもの。また、なにかビジネスをはじめるとき、こうありたいな、と考えさせられる興味深い記事でした。(M)


(SPECIAL THANKS)
上記、KateSpadeのインタビューは、relax (マガジンハウス発行・2001.10月) より抜粋しました。もっと詳しいことが、知りたい方は、ぜひrelaxで読んでみたくださいね。プレス用のグッズも、たくさん紹介されています。
Who is KateSpade?Vol.1

AUGUST-2002

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